鬼滅の刃(きめつのやいば)で炭治郎(たんじろう)の修行の時に現れる錆兎(さびと)と真菰(まこも)の正体や、二人の関係、なぜ炭治郎の前に現れたのかを解説していきます。
錆兎(さびと)と真菰(まこも)の詳細
まずは錆兎と真菰のプロフィールを紹介します。
錆兎について
引用:アニメ鬼滅の刃
身長・体重:不明
CV:梶裕貴
初登場:1巻4話炭治郎日記:前編
引用:鬼滅の刃15巻
その最終戦別で鬼を一人でほとんど倒しましたが、炭治郎が倒した手鬼に敗れ、命を落としています。
その年の選別は錆兎以外が全員合格しています。
真菰について
引用:アニメ鬼滅の刃
身長・体重:不明
CV:加隈亜衣
初登場:1巻5話炭治郎日記:後編
真菰も同様に公開されている情報は少ないです。
年齢は錆兎とほぼ同じと思われますが、錆兎と真菰の言葉遣いを聞く限りほぼ同年代と思われます。
引用:鬼滅の刃1巻
残念ながら真菰も錆兎と同じく手鬼に殺されています。
二人の関係は?兄弟?
引用:鬼滅の刃1巻
二人とも鱗滝さんの弟子という共通点がありますが、兄弟ではありません。
孤児だった二人を鱗滝さんが育てたという過去が明記されています。
画像は鱗滝さんが二人に渡した厄除の面です。
良く見ると1つ1つ柄が違っています。
皮肉なことにこのお面が目印となり、手鬼のターゲットとされてしまいました。
なぜ炭治郎の前に現れたのか?
上述しましたが、二人は既に最終戦別時に手鬼によって殺されてしまっています。
ではなぜ、炭治郎の前に姿を現したのでしょうか。
この点については作品中では明記されていませんので、考察してみました。
話の流れから普通に考えると、鱗滝さんの指導がまだ体に染みついていなくて、最後の試練である岩を斬るという試練をクリアすることができないので、過去に同じ試練を突破した兄弟子として指導してくれたのだと思います。
当然死亡しているので実体が現れたのではなく、魂だけ、あるいは炭治郎の意識の中だけで一時的に現れたと考えられます。
炭治郎が手鬼を倒した後のコマとしてこんなシーンがあります。
引用:鬼滅の刃2巻
魂だけになっても鱗滝さんの元へ帰ったという表現がありますので、肉体は無くなっても魂は鱗滝さんの元へ帰って、炭治郎を指導してくれたということでしょう。
引用:鬼滅の刃1巻
また、このコマから察するに炭治郎に自分たちの仇を取ってほしかったというような思いはなく、単純に大好きな鱗滝さんの弟子として、生き残ってもらうために指導してくれたのだと思います。
他にも弟子がいる中でなぜこの二人だったのかというと、手鬼も言っていましたが特に強かった二人だからという点と、錆兎については冨岡義勇と炭治郎が知り合いであるという点が濃厚です。
以上、考察でした。