鬼滅の刃（きめつのやいば）遊郭編（ゆうかくへん）に登場する音柱・宇随天元には3人の嫁がいます。
それぞれ個性を持っており、上弦の鬼との戦いにおいてもサポートをしてくれたりと、活躍が見られます。
そこまで登場シーンが多い訳ではありませんが、3人ともキャラが立っていますので彼女たちの年齢や、活躍シーン、その他を紹介していきます。
音柱・宇随天元の3人の嫁について紹介
それではまず3人の紹介から入っていきます。
引用：鬼滅の刃ファンブック
3人の名は雛鶴、まきを、須磨と言います。
共通点としては3人ともくのいちで、宇随天元が忍だったころに出会っています。
3人とも炭治郎たちよりも先に鬼が潜んでいると言われている吉原遊郭に潜入捜査をしていました。
雛鶴の年齢や詳細、活躍について
雛鶴は21歳で、宇随天元の嫁の中で一番年上になります。
宇随家に次いで序列の高い家の娘です。
忍として諜報や戦闘に優れており、判断も的確という抜け目のないくのいちです。
引用：鬼滅の刃9巻
作中での活躍としては、吉原遊郭の京極屋に潜入し、蕨姫として身を隠していた堕姫（だき）が鬼だということを見抜きました。
しかし逆にそれを堕姫に気づかれてしまい、自ら毒を飲んで病気になった遊女が送られる切見世へ向かいましたが、堕姫に監視され、身動きが取れない状態になっていました。
引用：鬼滅の刃11巻
そこを宇随天元に救われて、上弦の鬼に藤の花の毒を塗ったクナイで攻撃し、戦う宇随天元やかまぼこ隊をサポートしました。
まきをの年齢や詳細、活躍について
まきをの年齢は20歳です。
雛鶴の1つ下、須磨の1つ上となります。
他の嫁と同じく元くのいちで、宇随天元の親戚です。
ちょっと気の強そうな見た目、言動の通り、身体能力がずば抜けていますが、短期が原因で任務に失敗してしまうこともあるそうです。
作中では遊女として「荻本屋」に任務で潜入していましたが、堕姫に捕らえられてしまい、須磨と共に地下に幽閉されてしまいましたが、駆け付けた伊之助、善逸、宇随天元により救出されました。
引用：鬼滅の刃9巻
その後は街の人を避難させる役割を担い、人的被害を最小限に抑える活躍をしました。
引用：鬼滅の刃10巻
須磨も同じ役割をこなしています。
須磨の年齢や詳細、活躍について
3人目の須磨は19歳で最年少です。
天元の妻候補は須磨の妹だったのですが、自分が行きたいと大泣きして襖を突き破ったそうです(笑)
3人の中では一番目立つというか、キャラが立っている感じがします。
特徴としては気が弱くてよく泣くところです。
とにかく出てくるたびに泣いている印象があります。
引用：鬼滅の刃9巻
作中での活躍は遊郭「ときと屋」に潜入捜査をしていましたが、まきをと同じく、堕姫に捕まって幽閉されていました。
その後はまきをと同じく、駆け付けた伊之助達に助けられ、街の人を避難させました。
3人の中でも須磨は特にコミカルな雰囲気で描かれており、緊迫な状況で登場するとその後の状況が向上していったりするので、出てきたらちょっと安心なキャラかもしれません(笑)
引用：鬼滅の刃11巻
このシーンなんかは特にそうですよね。
天元がまさに瀕死の状態で遺言を残そうとしていたところですが、須磨の大泣きでシリアスな雰囲気が台無しになっています。
結果として天元が助かったので、ある意味フラグブレイカー的な役割でしょうか？(笑)
なぜ嫁が3人もいるのか？3人との馴れ初めは？
引用：鬼滅の刃9巻
宇随天元はなぜ3人も嫁がいるのでしょうか？
彼が「嫁は三人いる」という発言をしたところ、善逸はブチ切れ、上弦の鬼の妓夫太郎（ぎゅうたろう）からも妬まれていました。
そこにはちゃんとした理由があったのです。
理由は以下の二つ。
- 家系が一夫多妻制
- 子孫を残すため
宇随天元の素性は元忍で、宇随家では一夫多妻制を導入しています。
15歳になったら3人の妻を持つことがルールづけられています。
その3人は一族の長、つまり天元の父が相性を考えて選ぶこととなっており、妻たちとの馴れ初めは父に選ばれたため、というのが理由になります。
もう一つの理由としては強い子孫を残すためです。
一見普通に見えますが、宇随家では強い兄弟しか残さないため、兄弟同士で殺し合いをさせて残ったものだけが忍として認められます。
そのため、子孫を一人でも多く産み、より強いものを選別するという理由で3人の妻を持つこととなっています。
引用：鬼滅の刃11巻
3人もいるとギスギスするのでは？と思うかもしれませんが、嫁同士の相性も悪くないようで、天元としても3人に優劣付けることなく接しています。
天元の中では命の優先順位が決まっており、1番は妻たち、2番は堅気の人間、3番目は自分の命というように順位付けをしています。
引用：鬼滅の刃10巻
忍なのに珍しい考えを持っている、と妻たちからも驚かれています。
以上、天元の嫁たちを紹介しました。
